高校入試でも実施される面接試験。これをクリアしなければ合格できません。
このページでは面接試験についてみてみましょう。
高校入試の面接試験 ~その対策と準備~
◆一般的な常識とは?
まず、世の中、個性が大切だと言われますが、中高生がこれらの個性を考える時、奇抜な服装や、カラフルな髪の毛、奇想天外で幼稚な発想といった「人と違うところ」といった意識が強いようです。しかし、本当の個性とは、そのような奇怪な人間のことを表すのではありません。自分自身しっかりとした目標や目的意識を持ち、自分自身の道を歩もうとする姿勢のことを個性と言います。別に他の人と同じでも全く構いません。それが自分で考え抜いた中から生まれた発想ならば、立派な個性になります。
ですので、この面接試験でも、特別奇怪なことをする必要はありません。世間一般で常識と思われる行動、つまり、その行動をしたら先生に怒られるようなことをしないよう心がけていれば合格できるでしょう。それが世間一般の常識と言われることです。
◆面接のマナー
面接試験の時のマナーも同じです。世間一般で常識と言われる行動をしましょう。
これもマナーと個性は全く別のものです。時々、マナーを守らないことが個性だと勘違いしている人が世の中にいますが、こういうのは、我がままと個性を勘違いしている人たちです。そういう考えは無視しましょう。
服装、頭髪などの身だしなみが乱れているのは、一般入試の場合は『印象の悪い学生』で済むことでしょう。しかし、推薦入試等では、学校が『推薦』する人物のはずですので、致命的です。特に、校則違反に見られるような服装は、一発アウトです。ファッションの専門学校を受験する場合なら奇抜な服装や汚らしい服装でも構わないかもしれませんが、一般的な高校へ進学するのでしたら、一般社会が認識するモラルと道徳に従うようにしましょう。それは受験生とか言う以前に、人間としての最低限のマナーです。
①頭髪:清潔な印象を与えるようにしましょう。
②制服:アイロンをきちんとかけておき、ほつれやボタンのゆるみがあったら直しておきましょう。
③靴下・靴:学校指定の靴下で、靴もかかとを踏んだりせずにはきましょう。
④その他:校章やバッチはきちんとつけ、詰襟のホックはきちんとはめ、ネクタイ、スカーフもきちんとはめましょう。
とか、私が偉そうに書かずとも、まともな社会一般のマナーを考えて準備しましょう。
◆準備と練習をしよう!
当たり前のことですが、必ず練習をしましょう!
時々、面接なんて聞かれたことに答えればいいのだから、練習なんかしなくても大丈夫!と思っている受験生がいるようですが、これはあまりお勧めできません。なぜなら、そのほとんどが「独りよがり」だからです。例えば、将来の目標なんて、今の段階でわかるわけないじゃないか!と考える受験生が時々いますが、相手は大人です。そんなこと百も承知です。将来の目標なんて、その後の人生において出会う人物によっていくらでも変わってしまうものです。
では、なぜそんなことを聞くのでしょうか?
これは、大学入試のページで詳しく書いていますが、今、この瞬間、どんなことを考えているのかを聞きたいからです。毎日毎日、ゲームや部活ばかりやっていて、目先の欲望を満たす日々を送っているような学生では、その後の高校生活は期待できません。高校に進学しても、日々、目先の欲望を満たすことに専念し、将来性を疑われてしまうでしょう。
だからと言って、別にゲームや部活をやることが悪いと言っているのではありません。充実した中学校生活を送ると同時に、きちんと将来のことも考えている学生、それをアピールするのが大切なのです。このようなことを考えておくのも、大切な準備、練習になるのです。
緊張するのが当たり前!だから、自分は緊張するんだ!って思い切り緊張しよう!そうすれば、いつのまにか安心しているから。
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