志望理由書・書き方の具体例
では、今度は、具体的に書いていく方法を見てみましょう。
①情報整理
志望高校についての情報収集が必要であることは、前のページで述べたとおりです。そこで、一度、収集した情報をしっかりと整理してみましょう。実際に、入試専用のノートを1冊用意し、そこに細かく情報を書いてみるといいでしょう。箇条書きがいいと思います。
その中から、実際に志望理由書(志願理由書)に必要なものを選んでいきます。
②書く順番
パターン例はいくらでもあると思いますが、まず大切なのは文字数との兼ね合いです。どれくらいの長さなのかによって各項目の数も、書く順番も変わっていくと思います。専用の用紙に記入するような場合は、下書き練習用に何枚かコピーして、それに直接書いてみるといいでしょう。何をメインに持っていくのか、また、文字数が許すなら補助的な理由にどのようなことを書くのか、絞っていきましょう。
志望理由書のパターン
◆例①:将来をアピール
私は子どもの頃からコンピューターに関することが大好きです。将来も、コンピューターに関する仕事につきたいと思います。 |
貴校の情報科は最先端の技術を・・・・・・・・・・・・・・。また、部活動も盛んで、特に○○部は・・・・・・・・・私もそのような部活動に参加し、中学校に引き続き自分の能力を伸ばしたいと思います。 |
以上のような理由で、自分のやりたいことができる学校が貴校であると考えて志望しました。 |
◆例②:志望理由をアピール
私がど貴校を志望する理由は○○教育に力を入れているという点です。 |
私は○○学を勉強することに関心があり、学校説明会で聞いた『×××』という話に引かれました。入学したらぜひ○○学を学びたいです。また、部活動も盛んで、特に○○部は・・・・・・・・・・・・私もそのような部活動に参加し、中学校に引き続き自分の能力を伸ばしたいと思います。 |
将来、×××で活躍したいという夢があるので、こちらの高校でしっかりと○○を学びたいと思い、志望しました。 |
これで良いです(もちろん・・・・・の部分は考えて下さい)。
●男子であっても必ず『私は』で書き始めましょう。
●志望校に対し文脈から不自然にならないよう『貴校』『こちらの高校』と使い分けましょう。
●志望理由は、文字数にもよりますが、いくつかあった方がいいでしょう。
●原稿の最後まで書くようにしてください。
●また、文字の大きさ等の決まりはありませんが、あくまでも見やすさを最優先に書いていきましょう。
◆例③
記入欄が小さい時は、要点をまとめて書きましょう。重要なことは1つか2つしか書けないと思います。
私は将来、大学へ進学したいと考えています。そこで、進学に力を入れている貴校で、ぜひ学びたいと思いました。また、貴校の自由な校風で、生徒会や部活動に積極的に取組みたいと思い、志望しました。 |
無理せず、分りやすく読みやすい文に仕上げて下さい。
自分らしさを出せ!なんてきれいごとを真に受けず、思うままに書いてみよう!それが自分らしさなんだから!
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